この富士山、何で出来ているか分りますか。
約12.000個の赤と白の卵で出来たものです。
ポルトガル語を勉強している皆さん、こんにちは。Boa tarde.
当NPO法人AIPEACEで日本語を学んでいます、
日系三世の守屋ファビオてるひこです。ブラジルから出稼ぎで来ました
父親が西郷輝彦のファンでてるひこという名前を付けたそうです。
今日は私の故郷、サンパウロ州バストス市の話題をお届けします。
バストス市は 「卵の都」として知られています。
ポルトガル語で: 卵 = ovo オーヴォ
その象徴に歩道のデザインや街灯も卵の形をしています。
1928年に畑中仙次郎さんが日本政府から日本移民受け入れの土地を
探すようにということで送られ、バストス市の日系移民の開拓が始まり、
コーヒー、綿、そして養鶏に目を向けられました。
いまでは国内、そしてラテンアメリカ最大の卵生産の地になりました。
一日の生産量 = 約16.000.000個
バストス市では毎年 「卵祭り」が行われます。
昨年は第55回目で約15万人の来場者がありました。
看板柱も展示品の富士山もすべて卵でできています。
祭りでは生産者の出展があり、厳重な審査のうえ、その年の優秀賞が決定されます。
ゆで卵の早食い競争の賞金 1位 700レアル 約3万円
ゆで卵 = ovo cozido オーヴォ コズィード
卵料理色々、オムレツが好評で毎年遠くからそのために来られる方も
オムレツ = omelete オメレーッチ
日系人の皆さんによる日本踊りのお披露目
踊り = dança ダンサ
毎年全国各地からと海外からの来場があり、
バストス市の卵なしにブラジルの卵を語ることが出来ないと
言われるほどになりました。
日系人の大きな活躍が見られるバストス市の卵の話題でした。
日本やアメリカ、フランスなどの高性能機械も活用されています。
それでは、また! Então, até mais !
ブログ村ランキング/人気ブログランキングに参加中です。
投稿ネタが面白かった方や、もっとガンバレ!と応援してくれる方、
クリックをよろしくお願いいたします。
⇓ ⇓
最新の記事はこちら
ラベル:食文化
【関連する記事】